渓流釣り過去編

2003-05-05
小八賀川・荒城川
岐阜県丹生川村


名古屋タイムズ5/7掲載文です。
新聞の書き方になっております。

ゴールデンウイーク最終日、
ルアーマンの弟と丹生川村漁協管内の
2つの川を釣り歩いてきた。

絶好調の弟はイワナ、アマゴが入れ掛かり。
反面、フライの私は絶不調。
対照的な釣りになってしまった。

前日の4日、仕事を終え、
小牧市の弟と徹夜運転で現地へ。

途中、丹生川村のコンビニで入漁券を購入し、
目的の小八賀川・根方地区には日の出直後の
午前5時到着。

休む間もなく、
橋のたもとの延命水取水口から川に降りた。

川は若干の濁りで増水気味。
私がフライの準備をしていると
「来た!来た!」と弟。一投目で20a級の
天然のアマゴを釣り上げた。

日の出直後はまだ暗い。
ルアーで狙う弟。小八賀川

見ると6aのアマゴのミノーをがっちり、
くわえている。共食いだ。

私が水温を測っていると、
再び「今度はイワナだ。
あそこの倒木の下から出た」と弟。

ルアーで狙う弟

連続ヒットで焦る私。水温は7度、
ドライでは厳しいのでウエットで狙うことにした。

膝まで立ち込むと冷やりとする。
ダウンクロスでフライを流し、
ちょんちょんと小刻みにフライを引く。

いつもなら、こんな調子でイワナが釣れるのに
全く当たりが取れない。フライを替えても同じだった。

ふと、上流の弟を見るとまたまたロッドを曲げていた。
実釣2時間、私ゼロ。
弟アマゴ2匹、イワナ1匹、リリースサイズ3匹。

午前8時、荒城川へ場所変え。水は澄んで、
水温も14度とフライには絶好の条件だ。

14番のドライで緩やかな瀬にフライを落とすと、
20a前後のアマゴがゆっくり浮上。
そのままフライを追いかけて来ただけで、
最後に尾ヒレでピシャリ。

もちろん、ノーヒット。
これがこの日の全て。
何と午後6時半のイブニング・ライズまで
永遠と13時間粘って釣果無し。

精魂使い果たして、フラフラだ。
これで3回連続ボウズ。

荒城川・「また釣れた」と弟


フライの私は全く釣れず


13時間釣り続けました。(私)


ここから上流は禁漁区
何としても・・・と頑張ったが・・。


上から見ていたら、ルアーを追う魚が確認出来た。


荒城川の支流でもアマゴをキャッチ(弟)


コレは大きい!(弟)


はいはい!アマゴです。(弟)

対して、弟はリリース含め20匹以上ヒットさせた。
しかも、私が釣っている間、昼寝の余裕。
20から25aのイワナ、アマゴを14匹キープしてきた。

20a以下をリリースして、アマゴ8匹、イワナ4匹
全て弟の釣果


この日の私・ヘロヘロでした。
ルアーなら釣れた釣りです。でも、
どうしてもフライで釣りたかったのです。

これで福井県九頭竜川から3回連続2ケタ釣りとのこと。
この好調な原因は?実は4月26日の深夜、
福井県のある林道で白装束集団に
車を止められたらしい。

ギョ!としてから好調の波に乗ったと弟。
そして5月3日の岐阜県清見村で再び遭遇。

この日もイワナ35aを含め、16匹。
そして昨日だ。

「今回も会ってしまうかもしれない。
あの日以来、黒装束で釣りをやっているよ。
これが釣り運を招いているのかもしれないねぇ」と弟。


丹生川村漁協
0577-78-1011
日釣り券1千円



2003-04-28

加子母川
岐阜県加子母村


R247沿いの、のどかな渓流です。
桜が満開でぽかぽか陽気。
水温を測ると14度もあります。
絶好のフライ日和です。


瀬でフライにアマゴが飛びつきましたが、
ハリに掛かりません。
何度かキャストを繰り返していると、
再び飛びついて来ましたが、やっぱり釣れません。


結局、昼から2時間ほど釣り上がってボウズ。
桜並木をとぼとぼと車まで戻りました。


途中でライズを見つけて、
フライをキャストすると、外道のウグイが釣れました。


ポイントも条件もロケーションも、全て良かった。
悪かったのはたったひとつだけでした。

言い訳ですが、この日
私が風邪気味で無かったら。

イブニング・ライズまで粘れる時間があったなら。

全く違った展開になっていたと思われます。


2003-03-18
姉川
滋賀県伊吹町

初めての渓流です。
午前8時前に姉川上流漁協に到着。

入漁券売場を探しながら、
川沿いの道路を走ります。
しばらくして、
『遊魚券取扱所』のカンバンが目に止まりました。
屋号を見ると「焼き肉・一兵衛」とあります。
でも、店は閉まっていました。

車を止めて店の前を流れる川を覗いていると、
隣の奥さんが声を掛けてくれました。
「魚券ですか?
私が店のご主人に電話しますから、
ちょっと待っていて下さい」。

「ご親切にどーもすみません」と私。

待つこと3分で、ご主人の運転するワゴン車登場です。
「待った?平日は釣り人が殆ど来ないので、
のんびりしとるのよ。あっはっはっは!店も暇やし、
町に出た息子も多分、あとを継がんと思うよ」。

「どっから来たの?えっ!愛知県やて。
息子も愛知県で働いとるでねぇ。
最近の釣りの様子?
どーかなぁー。
魚券買った人が『釣れんぞ!』って
言ったことはないなぁー。
だから、多分釣れとるんと違うか」。

「釣り人が多い所は、
このちょっと上のガソリンスタンド前やで。
そうそう、あそこの大将に聞いたらエエ」。

という訳で
魚券だけ購入してガソリンスタンドに走りました。


「うちも8時過ぎにならんと、
店は開けないのよ」とガソリンスタンドの店主。

「早く開けても、誰もお客さんは来ないしね。
うんうん。
ポイント?
私より漁業組合長の方が良く知っとるでね。
釣りのことは。
ガソリンはうちやけどね。(コマーシャルとのこと)
私の遠い親戚になる人やで、
なんなら今すぐに、ここへ呼びますよ」と受話器に手を。

「まっ、待って下さい。
そこまでされなくてもいいですよ。
そんなことされたら恐縮して、
釣りどころではなくなります」と慌てて店を出ました。

店主も一緒に店を出てきて、
私の車を前の道路に置きなさいと、指示されるのです。
大声で「オーライ、オラーイ、ストップ!!」
殆ど車の往来の無い道です。

親切すぎて涙が出そうになりました。
もうこれ以上、何も聞くことは許されません。
心に堅く誓って釣りの準備開始です。

ウエダーを履き、フライロッド、ベスト・・・。

あっ!慌てて川まで来て、
車にクリール(洋ビク)を忘れましたが、
戻るとまた、大変なことになりそうだから、
そのまま釣り開始です。


1時間経過
案の定、全く釣れません。

場所換えです。
スタンドの様子を見ながら、
早足で車まで戻ると、

「どうだった?」と店主が飛び出て来ました。
組合長を呼ばれては面倒なので、
「もうちょっとで釣れそうです」とだけ答えて、
頭を下げたまま車で移動しました。


次に目に止まったところが、
1km程下流の小泉ダムです。
備え付けのロープでダム湖まで下りて、
ニンフで攻めました。


小泉ダム・バックウォーター
ここをずーと釣り上がってみましたが、全く釣れませんでした。


1時間後、
急に突風が吹き初めました。
その時、ラインに動きがあり、
ラインを引くとギューンと凄いパワーで、
ロッドがのされました。

ゆっくりラインをたぐり寄せて、
ネットイン。30センチの大アマゴでした。



フライでの今シーズン初ヒットが、
意外な大物でした。


地元のルアーマン


姉川漁協、最高!
焼き肉「一兵衛」さん、スタンドの大将、
ありがとうございました。


この釣行記は、26日(水)付けの名古屋タイムズに
掲載予定です。


2003-03-03〜04
蒲田川
岐阜県吉城郡上宝村

天然の渓流魚を狙って、
3月3日と4日、上宝村の蒲田川へ出かけてきました。

折しもこの日は大雪と超低温。
日中の気温がマイナス10度。
顔が引きつって、しゃべることさえ困難な状況でした。

他の釣り人もこの厳しさに耐えられず、
早々に退散してしまい、気が付くと
広いフィールドは我々だけです。

そんな悪条件の釣りでしたが、
やりました。

ヤマメの32センチをルアーで、
ヒットさせたのです。


天然ヤマメ32センチ
自己記録更新です。

この悪条件が幸いしたのです。
魚にとっては、警戒心を解く格好の条件だったのです。

私の粘り勝ちでした。


同行の弟(ルアー)も2日間で、
イワナ5匹、ヤマメ1匹。
サイズは20センチ〜27センチでした。

私はイワナ3匹、ヤマメ2匹。
(21センチ〜32センチ)


2日間、2人の釣果です。
全て天然です。


3日、午前10時初ヒット


イワナ25cmでした。
ルアーはアユカラー7cm


2匹目のイワナです。(23cm)



ルアーマンの弟
激流の釣りが得意です。


ここの渓流魚は流れの強い白泡の中から出ます。
弟、右の落ち込みから、イワナの25cmを引っ張り出しました。


バックは木に付いたツララです。
マイナス10度の体感は「痛い」

このような貴重な厳寒の釣りを体験しました。

*この釣りの様子は、
3月12日(夕刊)発売の名古屋タイムズ・釣り覧に、
掲載される予定です。



2003-02-24
郡上長良川
岐阜県郡上郡八幡町

高速道を走って往復4時間、
釣った時間はたったの2時間、
釣果は外道のオイカワたった1匹でした。


吉田川・八幡大橋上のトロ場
この写真を撮った所から入川
下手に2人フライマンがいました。

この日は娘(20歳)と、娘の友人を連れての釣行でした。
話は1週間前にさかのぼります。


「郡上八幡の手作り工房の店が見たい」と娘。
ためらう私に、
「1回くらい連れってってやってよ。
これも社会勉強なんだから・・・」と妻。

まあ、考えてみれば私が釣っている間は、
町中を散策させておけば良い話です。


でも、この考えが甘かったのです。


八幡町に午前11時到着。
真っ先に「田中釣具店」さんに飛び込み、
日釣り券を購入。

はやる気持ちを抑えながら、
これから私が釣る釣り場を見せ、

本日の昼食をとる「平甚ソバ屋」さんを案内してから、
手作り工房で有名な「さんぷる工房」さんの前で、
二人を降ろしました。

「職人さんのワザをしっかり見るんだよ。
出来るだけ時間を掛けて、いろんな店を回りなさい」と
だけ言い残して、川へ一直線です。


そして、いよいよ釣り開始です。
川にはフライマンがたったの2人だけです。
しめしめって感じです。


私の下流のフライマン
私が居るときに、1匹釣りました。

私もフライの準備をして川に下ります。
先ほどまでの雨はすっかり上がり、
時々日が射すほどに回復しています。

でも、肝心なライズがありません。
先行者の2人も釣れていない様子です。

ただ、魚の気配は感じられます。
こんな時はルースニングで狙います。
小さめのニンフを結び、
リーダーにマカーを付けてキャストし、
マカーの動きで釣る釣り方です。

30分経過
全く釣れません。

1時間後、
私の立ち込んでいる5m程前で待望のライズです。

フライをニンフからドライのミッジに交換です。
この頃から、周りにギャラリーが増えてきました。


しばらく、水面を見ていると、
所々でライズが始まりました。
写真右の水面が白っぽく見えるのがライズです。

ところが、なかなか魚がフライをくわえてくれません。
ティペットを7Xから8Xにして、ようやくフッキングさせると、
アマゴではなく外道のオイカワでした。

ライズが小さい訳です。

2時間後、待望の
本格的なライズが始まりました。
バシャ!バシャ!

紛れもなく、アマゴです。

下流のフライマンがロッドを大きく曲げ、
20cm級をネットインさせました。

次は私か、
一気に心臓の鼓動が高まります。

同時に聞き慣れた金属音が、ピコピコと
ベストのポケットから聞こえてきました。

おそるおそる携帯を取ると、
「おとうさん!早く来て!
もう、回る所が無いの。今、さっきの
ソバ屋さんの前で待っているから」と、悪魔の声です。


ライズがライスに変換されました。

やっぱり、釣りは一人で行くものです。


そんな訳で、クライマックスに釣りが出来なかった
悔しい悔しい釣行でした。

追伸
その後は、
コケコッコ村→白鳥町の「美人の湯」に入って帰って来ました。

満足そうな二人を見て、
今日はこれで良かった、と思った1日でした。


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2003-02-17
高時川のアマゴ
滋賀県木之本町

*この記事は2月26日の名古屋タイムズに掲載予定です。

初めて訪れた川です。

午前中0匹、
午後2時頃に今シーズン初ヒット。
3時半、ロッドオフまでに合計7匹でした。



解禁日の16日はルアーマンの弟が釣行して、
20cm前後の成魚放流ものを3匹釣って来ました。
状況を私に教えながら「難しい川だった」と一言。

解禁と言っても釣り人は地元の人たちがほとんど、
それもそのはずです。

この川は川幅が広くポイントらしいポイントが
あまりありません。それに、岸が無いため、
釣り歩くことが不可能です。
したがって、ポイントまでは車で移動の繰り返しです。


下流から上流を見たところです。
解禁2日目なのに誰もいません。


上流から下流を見たところです。

「この川はアユが中心です。
アマゴにはあまり力をいれていませんよ」と組合長さん。

2日目のこの日、晴天なのに風が強くて、
長竿を使っていた餌釣り師は、皆途中で断念していました。

私はライズが全く無かったため、ルアーで攻めました。
あれこれスプーンで試しましたが、魚が追ってくる気配もありません。


午後からミノーに替えて、
底近くを這うようにゆっくり引くと、ようやく20cmがヒットです。


ルアーはアユカラーです。


上流の大見地区・支流の丹生川です。
ここも岸が無く、おまけにポイントもありません。


本流・川合地区の吊り橋下
地元の餌釣り師が、入れ替わり立ち替わりやっていました。
初ヒットはここでした。


2月16日解禁日の高時川
この日は1日、雨でした。

と言うわけで、何とか釣りにはなりました。


人も居なければ、魚も居ない
そんな、のどかな川でした。

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