基準の変化
2002-03-16

前回は、
釣りの基準を考えてみました。

同様に

身の回りへ目を移すと、
全ての基準に変化を感じます。

例えば、
■カラダに必要な水も

1日に1L→1.5L→今は3〜4L
と変わって来ています。

理由は環境の悪化に伴い、
体内代謝で必要とされる
水の量が増えるかららしいのです。
(*体重70kgの大人の基準です)

■平均寿命も
私が生まれたS28頃は60歳でした。
今は80歳です。
20年も長くなっています。

つまり、今の若者達は
十分時間があるのです。

ちょっと、回り道をしても
まだ余裕があります。 

ですから、子供に対しても

“お父さん達の頃は”・・・・と
説いたところで何の意味もないわけです。

「寿命の基準」が違うからです。


■プロテインはどうでしょう。

昔は体重1kgに対して1gでした。

つまり、
70kの人は70gと言われていましたが、
いつの間にか2倍になりました。

更に、
最近では2.5倍から3倍とも言われています。

スポーツマンを対象にした量です。
これも筋肉ばかりではなく、
水同様環境とも関係がありそうです。


■薬はどうでしょう。

コレは私個人の考えですが、
「漢方のような天然物が良い」と
思っていました。

ところが、
先日の野依先生の話では、

“薬は合成でないといけないのです”
と言われました。
(理由は長くなるので省きます)


このように、

全ての物事の基準は
今を境に変化し続けているのです。

ですから、
サプリメントを説明する時も

「今は△△です。
今後は〇〇になることが予想されます」と
言う方が正しいのかも知れません。


ある会社の社訓に
「今、学び続けてまいります」
とありました。


大こつじきさんが言われました。

この世には真実なんて無いのです。
それは基準が変化していくことを意味されています。


今までのタイトル



ボウズ
2002-03-13

先週も今週も
アマゴは釣れませんでした。

フライフィッシングという
毛針を使った釣りなんですが、

魚の勝ちでした。


行って来た場所は、

愛知県と長野県境の稲武町を流れる
名倉川です。

名倉川源流部

昔から天然の渓魚(イワナ、アマゴ)が
生息していますが、

過去の釣りブームで、
壊滅状態になり、

近年は養殖した魚を
禁漁後の秋に稚魚放流されています。


この16cm〜20cmに成長した
準天然魚を狙って、
釣行しているのです。


ところが、
この準天然魚が手強いのです。

データーを取っているので、
比較してみると、

明らかに毎年
釣果が落ちて来ています。


原因は良く分かりませんが、
一つ言えることは、

魚の学習能力が
上がっているということです。


今までのように、
魚は決して
毛針を深追いして来ません。


そして、

一度姿を隠したら
二度と岩陰から姿を現しません。


つまり、

私は今までこの深追いしてくるヤツを
釣っていたのです。


天然→準天然→成魚放流 
と魚の生態系も変化しています。

今、天然物と言えば、
この準天然を指します。


魚の世界も、

我々の社会同様、
日々基準が変わりつつあるのです。


ですから、

今まで通りの道具や
テクニックでは通用しなくなりました。


私にとってはある意味、
危機状態です。


ところが、

名人と言われる人は、
そんなことにお構いなく、釣ってしまいます。

変化する魚に合わせて、
自分自身を変化させることが出来るからです。


ある先生が言っていました。

危機とは?

「古いモノが壊れず、
新しいモノが生まれてこないこと」です。


釣りの世界でも
同じことが言えるようです。


更に研究して、

来週も再来週も釣れるまで
挑戦する予定です。


コレがゲームフィッシングの醍醐味です。


魚が釣れなかったので、
川にいた亀を撮って来ました。

今までのタイトル




野依先生の講演


講演−(2)
2002-03-10

講演−(1)
2002-03-06


「研究は瑞々しく、単純明快に」

昨日、3/5
ノーベル化学賞受賞
野依良治先生の講演会に行って来ました。 

「アミノ酸の不斉合成」の話しですから、
当然、当店に関係しています。


でも、私はそんなことより、

ノーベル賞を受賞されるような人は、
どんな人なのだろか?

と興味を持ちました。

新聞に講演会開催の案内が載った2月中旬、
直ぐに応募しました。


結果は外れでした。

無理もありません。

この講演は、

岡崎国立研究所が、

そこで働く研究者のために、
先生をお呼びする目的だからです。

ですから、

講演の会議室は150人。
その殆どが関係者で、
残りの数席が抽選となった分けです。

当たれ!と念じていただけに、
ガックリでした。

それでも、

別会議室で講演の内容を、
スクリーンを通して聴くことが出来ますとの
案内が来ました。


直接、先生のお顔が拝見できないのは、
とても残念ですが、

とにかく行ってみました。


受付に行くと
既に本会場は一杯でした。

ホールを挟んだ中会議室が、
抽選に外れた私達の公聴室です。

こちらも150人の席が用意されていて、
正面に大型のスクリーンが吊してありました。


本会場の様子が、

そのまま映し出されるのですが、
やはり、映像は映像でしかありません。

講演は1時間30分でした。

先生は、解り易いように
模型とオーバーヘッドを使って説明されました。

内容はざっと次ぎのようでした。

1)研究のお話し
2)ノーベル賞受賞までのお話
3)先生の生い立ち
4)先生の研究に対する思い

最後に質疑応答でした。

本会場では学者の人達が、
難しい質問をされていました。

5人ほどの質問後、

ラッキーなことが起こりました。

何と、

あの野依先生が、
こちらの会議室に来て質問を受けてくれる
というのです。


こちらは、あくまで“おまけ”ですから、
幸運のひとことです。

嬉しかったですね。

司会者が野依先生をエスコートされて、
部屋に入って来られました。

そして、先生を紹介されると、
割れんばかりの拍手です。

先生は、

別室でも先生の話を聴いていた我々に、
感銘深げでした。

司会者のご質問は?
との問い掛けに、

自然に
右手が上がっていました。

私の質問です。
「お話をお聞きして、
先生は敷かれたレールを走られたのではなく、
自分自身で開拓されて来た開拓者です。

その開拓精神、そして発見や
無から有を創り出す“そのコツ”みたいな
ものを教えて下さい」

とお聞きしてみました。

その時
何故か、会場からも笑いが出ました。

先生もニコッとされて、

質問に答えてくれました。

「実は、ここにいる人達は“みんな発見”しているんだよ。
それに“気づいていないだけ”のことです。

それは、やらされているとか
名誉のため、自分の生活のため
そんな意識があるからです。

大切なことは、
そのことが“価値”につながるか?
と言うことです。

研究は“価値の発見”でないといけないのです。
名誉や自分のため、論文のためではダメなのです。

そして、楽しむことです」。

先生のこの言葉は、
この“世界の現実”を物語っているようにも聞こえました。


価値の発見が大事です。

(印象的なお話)

先生は、
幼い頃から化学が面白くて仕方なかったこと。

反面、男ならたくましく、体力が必要と
柔道をやられて来たこと。

夜の京都に出掛けたり、マージャンも大好きで、
休みは遊びに一生懸命だったようです。

一緒に研究をされていた仲間達は、
不幸に遭われています。

その化学者達は、
研究一本に没頭されていたようです。

この話をされるとき、
先生は一瞬声を詰まらされました。

最後に、
学校の先生も会社の社長にも、
全ての指導者に言いたいことを言われました。

“指導者の方向に生徒や部下は向く。
だから、指導者は
正しい価値判断をしなければならんのですよ”。


私にとって、
先生との一問一答は忘れられない
瞬間になりました。

ハズレが大当たりの日でもありました。


まだまだ、
ためになるお話は続きますが、
ひとまずここで終わりにします。


野依先生の詳しいお話(2)

今までのタイトル





何気ない一言
2002-03-01


“目標を持たないトレーナーさん”が、

「僕は毎朝、

お気に入りのHPを見たり、
ールをチェックしています。

更新されてないHPを見ると
ガックリ来ます」と

何気なく言われた言葉が、
後になって気になりました。


何でも、
その中の一つが

当店のモノらしく、

私もそのことをじっくり、
考えてみたのです。

それまでは、
毎日更新するなど、

考えてもいなかったからです。

第一、
暇やネタがそんなに
ある訳がないのです。

少なくとも、
そう思っていました。


しかし、

朝っぱらから
ガックリ!来られると、

元気を売りものにしている
私としては、

困ったことです。


そこで、

苦し紛れに
「昨日のお客様」という覧を

作ってみたのです。

お客様は
毎日変わりますから、

きっと、
何か面白そうなことが
あるのでは・・・・と

思ったのです。


驚いたことに、

その瞬間、
どっと、ネタの嵐です。


当日は、

50歳で
食品会社をリストラされた
マッちゃんが意外な話を持って

立ち寄ってくれたり、
(参考になる話しなので、何れ載せさせて頂きます)

“人の人生を変える保険屋さん”が、

京都の小川トレーナーの

感動の仕事ぶりを
知らせてくれたり、

その保険屋さんの
得意先の会社が、

希望退職者を募った時、
社員の起こした共通の行動とか、


とにかく、

突然、そんな情報が
集まりだしたのです。

考えてみると、
いつも何かが起きる時は

あの“目標のないトレーナー”が
立ち去った後です。

そんな訳で、

ネタには
事欠かなくなりましたから、

順番に、
公開して行く予定です。

昨日のお客様

今までのタイトル





オンリーワン
2002-02-23

先日、

岐阜の「野球おやじさん」から
電話がありました。


私が野球おやじです。

当店の
ホームページに、

「プロテインの解説コーナー」
掲載の提案でした。


言われてみて、

「あっ!」と
思いました。

サプリメントの
専門店をやっていて、

一番肝心な部分が、
そこだったからです。


そして、
早速そのコーナーを作ってみました。

作ってみて、
あらためて認識したことがあります。

プロテインの解説が、
思った以上に難しいことです。

そして、

このコーナーが、
何よりも必要だったことにも
気づいた訳です。


実は、

今までにも、
この野球おやじさんには、

色々な“気づきのメッセージ”を
送って頂いています。

ですから、
私にとっては、

ただ者ではない
“野球おやじさん”なのです。


ところで、

この野球おやじさんは、
岐阜県のある高校の先生です。

情報処理の専門家です。

野球の指導者でもあります。

高校野球の監督経験者でもあります。

また、
その知識と経験を生かして、

あるHPの、

野球掲示板のアドバイザーとしても
活躍されています。

そして、
小中学校の野球のコーチも
やられています。

ある時は、

趣味のパソコン技術を生かして、

友人の
パソコンの立ち上げや、
トラブルなどを即刻解決されています。


まさに、

困った時に、
疾風のように現れて

疾風のように
去って行かれるのです。

勿論、
全て野球おやじさんの善意です。

まるで
現代版の月光仮面のようです。


そんな野球おやじさんの
夢をお聞きしたら、

「あなたのお仕事は?と聞かれたら、

“困っている人を助けることです”
と言えるような人を目差しています。

そして、
出来れば、“先生”って
呼ばれないような人になりたいですね」。


先生と呼ばれない先生を目差します。

この気持ち、
何だか良く分かります。

でも、

もう、十分
その域に達しておられます。


ところで、

私の回りの人達は、

この野球おやじさんを始め、
皆さん紹介が難しい人ばかりです。

何屋さんか分からない人が、
一杯居るのです。


横浜の“松田パウロさん”なんて
筆頭だろうなぁー。

ブラジルが大好きで、
自分にパウロと命名したり、
(奥様はブラジル人です)

駅前に自社ビルを一杯持っていて、
大家さんをやりながら、

家業の材木屋さんを手伝われています。

そして、

ブラジルから
天然サプリメントの原料を輸入したり、
(ある時は原料屋とも言われています)

竹炭家として、
ブラジルに炭焼きの指導に行ったり、

神奈川県の山中で竹を育てられたり、
(専門誌に愛竹家として載っていました)

通訳や翻訳も
松田さんの仕事の一部です。

パウロです。
一体この人は、
何屋さんでしょうか?


まあ、
パウロさんの足下にも及びませんが、

“あいまいさ”では
当店も対抗できます。

当店は、
スポーツ店でも
健康食品店でもありません。

勿論、

メーカーでもありませんが、
完全な小売店でもありません。
(オリジナルブランドが50%を越すからです)

だから、

担当税理士さんからも、
“比較の対象が無い”と言われています。

そんな訳で

これからは、
こんな型にハマらない

ジャンルの無い商売や生き方が、
時代に合って行くのかもしれません。

これは、
私の
期待であり、願望でもあります。


今までのタイトル