2008-12-23
T高・野球部食事会
岐阜県多治見市
「運動と食事の現状を見に来てください」とT監督から依頼され、祭日の23日(火)に行って来た。
予定の昼前に学校到着。すぐにMコーチとK選手が駐車場まで迎えに来てくれた。
K選手がいきなりポージングをする。体重が2ヶ月間で5キロも増えたらしい。
すごく筋肉が付いたねと褒める。
選手のお母さんたちが作られたすき焼きをごちそうになった。ゲストは僕と、もう一人。
実は、もう一人の人物はあまりに大物すぎてHPに書くことができない。
選手の食べっぷりを見ながら監督さんや大物ゲストと談笑。
最後に挨拶をすることになった。もちろん僕は大物ゲストのあと。
この昼食会、聞けば秋から毎週続けられているそうだ。ほんの数ヶ月前の講習会時にはひ弱に見えた選手たちが一気に変わった。
平均4、5キロ体重が増えている。
食事はマネージャーが作る予定だったらしいが、お母さんたちが率先して作ることになったらしい。
確かに炊事場や食事の時、とても楽しそうに話されていた。
こんな恵まれた環境の中で野球ができる選手たち。この冬を越したらあっと言うようなチームになりそう。
そんな予感がした。
2008-12-08
Y高・野球部講習会
三重県四日市市
昨年に引き続き2回目の講習会。
前半の1時間半は1年生と保護者。後半は2年生も合流して講習会をおこなった。
Y監督から事前に話して欲しい内容をお聞きしていたので、実に楽だった。
2年生が合流してからはY監督が座長となり、質問形式で講習会が進められた。
「はい。今から3分間、隣同士で質問を出し合い考えなさい」。
「はい。終わり。それでは順番に・・・」。
Y監督の指示通りにテキパキと質問する選手たち。
40人弱の選手の質問は誰ひとりダブらない。
実は今日もY監督から電話をいただいた。
選手たちは警察学校の話が一番印象に残ったらしい。
エリート軍団の彼らにとって、これから直面する振り落としの話は当たったようだ。
勝ち残った人たちは部活動経験者が多い。そのなぜに、彼らは強く反応したみたいだった。
Y監督から来春早々に座談会方式の講習会を依頼された。
学生時代と違い激動の社会は正解がない。
新ネタはコレ(正解が無い話)に決めた。
しかし、あんなに個々の選手のことを真剣に考えられている先生も少ない。
最後に代表でお礼の挨拶をしてくれた1年生のD君。
すばらしい挨拶だった。
2008-09-23
K高・野球部講習会
三重県川越町
K高で選手と保護者の講習会をやってきた。
新任のM監督が就任されて3年目。3年前とはまるでチームが違っていた。
度肝を抜かれたのは教室に入った時。父兄は後ろで立っていて、選手は全員寝ていたのだ。
M監督が言われた。
「講習会に集中できるよう15分間だけ寝かせています」。
この配慮は嬉しかった。午後一番の講習会は寝られるのが辛い。寝られないようなネタを考え話す。
それでもダメな時がある。そんな時のためガラナを人数分用意してある。
そんな裏話からスタートした。
それにしてもキャップテンを中心にポンポン質問が飛んだ。最後のキャップテンの挨拶も粋だった。
聞けばチームをまとめるため、M監督は個々の選手と順番に食事会をして選手ひとり一人と本音で話しているそうだ。
「ミーテングもキャップテンがやります。ボクは裏方でサポートです。ボクが彼らの頃、話が苦手でした。今は楽しくて仕方ありません」とM監督。
とても25歳とは思えない指導力と手腕を見た。
2008-09-15
TH高・野球部講習会
愛知県知立市
自主参加の2年生の保護者も集まっていただく。予定では1年生の保護者と全選手。
予想外だったので驚いたが、ほんとうにありがたい。
開始予定30分前に到着。すぐにキャップテンが荷物を持ち、体育教官室へ案内してくれた。
会場の教室では保護者からお茶をいただく。すべてがグッドタイミング。やる気がぐっと出る。
冒頭の挨拶はこれでキメた。
それにしてもこのチームは礼儀正しい。理解力、反応に優れている。
きっと、H監督さんも指導しやすいのでは・・・と、感じた。
2008-08-18
A中・野球部講習会
名古屋市緑区
選手や指導者の気配りがあらゆる場面で垣間見られた。
予定より20分も早く学校に着く。そこには自主的に副キャップテンが待っている。
車を誘導しバッグを持って案内してくれた。これだけでとても気持ちよく話ができた。
冒頭、Y先生が講習会の意義と僕の紹介があった。心のこもった話につい聴き入ってしまった。
予定の1時間半はあっと言う間に過ぎた。
帰路、駐車場で「有心」の碑を見つけた。
2008-08-04
T高・野球部講習会
岐阜県多治見市
1年生20人とそのお母さん、マネージャー3人が参加。
日本一暑い街。T監督が時間を午後6時にずらす。
カブトムシの話でバトンをタッチされる。僕は籠の鳥で話を繋ぐ。でっかい鳥の居る籠の鳥はみんなデカくなる。これを食べることとつなげた。
振り落としの話や警察学校の話はウケた。
ついでにTさんが外部監督になられた経過も話した。他に仕事を持ち、残された時間を指導に当てる。
並大抵のことではできない。
僕も残された時間で鮎を釣って売る話で落とす。
練習後の講習会は寝られるのが怖い。だから脱線が多くなる。これも自分の生きる道。
終了後、お母さんに囲まれる。質問攻めにあう。
気持も熱いと感じた。
2008-07-14
AS高・野球部講習会
名古屋市中区
この時期恒例の新1年生だけの講習会をやってきた。
今年入部した部員は20名。全員が丸坊主。やる気を感じた。
監督のM先生が僕を紹介してくれる。相変わらず誉め言葉がうまい。
話を聴きながら、こうして先生は多くの部下を上手に使っているんだろうなぁと勝手に解釈した。
学校のさまざまな役から連盟の仕事まで。帰宅はいつも午後11時ごろらしい。
先生の口癖は
「いろんなことをやりながら監督もやる。みんなから先生は大変ですねと言われることに誇りを感じています」。
そこには監督だけ、先生だけやっていればイイという甘い考えは無い。
こんな立派な考えの指導者の前で話す。
僕は何とも言えない緊張感に武者震いした。
選手たちもどんどん質問してくれた。
事前に先生から質問しなさいと、言われたワケではなさそうだった。
この仕事を長年やっているから身に付いたものかどうかは分かる。
取り組む姿勢とはそういうものだ。
僕は本題の前にそんな話をしてみた。
2008-06-16
S中学・野球部講習会
愛知県豊橋市
選手26人と保護者も全員参加していただいた。
とても熱心な保護者たちで話していても分かる。とにかく、一言ひとことに反応がある。
N先生の息子さんはS高の4番でエース。身長187センチ、90キロでチームの大黒柱。
どうやってここまで大きくなれたのか。その身近な大先輩を例にとって話した。
講習会を終え帰宅すると、保護者からメールが入っていた。
実に反応が早い。
2008-05-19
HK高・野球部講習会
監督のI先生には本当に頭が下がる。
講習会が決まった日からチームに関する情報をメールで知らせていただく。
僕が話しやすいからだ。
メールの時間はいつも深夜12時を回っている。
冒頭はこの話から入った。
「何れ君たちは社会人として旅立つ。先生から勉強を教わるだけではなく、仕事ぶりを観察しなさい」。
「その時間帯、僕は今日の資料を作っていたけどね」と、自分もPRする。
最後に、「監督さんの車のナンバー知っている人?」と聴いてみた。
強豪校の選手ほど知っているからだ。
以下、割愛。
2008-05-05
Y高・バスケットボール部講習会
事前に、「昨年は○塚製薬の講習会をやりました。今年はアベさんにお願いします」と、T先生。
初めてのチーム。ましてや野球ではなく、バスケットボール部。
僕の武器、「体験談」がまったく無いから困った。
依頼された時からネタ集めに必死だった。初めてのチームは自分の全エネルギーを出し切らないと、相手に伝わらない。
持ち時間の70分を終える。大きな拍手をいただいた。商売をして拍手される快感は体験者の役得。
教室を出るとき、キャップテンが荷物を車まで運んでくれた。お礼に余ったサンプルを上げた。
「過去サンプルで筋肉を付けた人はいないよ」と、一言付け加えた。
T先生からは窓越しに奈良漬けをいただいた。「奈良遠征のお土産です」と。
“奈良で奈良漬け”
味なことをされる。
ダイレクトに、心に伝わった。こんなチームが好き。
学校を出たら、グタッリした。フルマラソンを走り終えた感じと良く似ていた。
2008-04-26
AM高・講習会
愛知県安城市
毎年、新入部員が入部するこの時期に開催。
父母会時の講習会。今年の新入部員は25人。3学年合わせると50人を越える。
予定では選手全員と保護者だったが、雨のため試合が流れて保護者だけとなった。
父母会が終わるまで会議を聴きながら待つ。
監督さんが明るいのでお母さんたちの話も実にリラックス。
ちょっと緊張気味の新1年生の保護者にアドバイスを交えた話は好感が持てた。
時間がきたので僕の番。
今年は記念大会で愛知県から2チーム甲子園に出られる。
名古屋地区と三河地区に分けられるのだ。
ここでちょっと裏話。
三河のチームは喜び、名古屋のチームはそうでもない話。
まずは、この話からスタートした。
理由は?
↓
↓
↓
↓
名古屋のチームはいきなり私学4強と当たる確立が高まるから。
次ぎに、朝パン食が多かったのでごはんに切り換える話を。
パンでは味噌汁を飲まない。
味噌汁が熱中症対策になる。
「お母さんは老化防止にもなります。肌もますます輝きます。そこのお母さんは実行されていますね。分かりますよ」と。
2008-04-21
SG高・講習会
名古屋市東区
「 甲子園出場を目指すならこの監督」という本にも掲載されているA監督率いるSG高へ行ってきた。
野球部が使えるグランドがない。ジプシー軍団。
それでも新1年生の野球部希望者は50人。多すぎてこのままでは部活動もままならない。
「表現が悪いですが、振り落としで40人弱まで絞り込みをしました」と、A監督。
そのことを聴いて、話す内容を決めた。
○○学校での“振り落とし”の話。
グループの一人がミスをすると、仲間がしごかれる。ミスをした本人は立たされて、仲間のしごきを見ていなければならない。
苦痛で顔がゆがむ仲間。精神的な訓練は肉体的な訓練以上に辛いという。
そこには鬼教官と呼ばれる人が居る。
自分を正し、市民の安全を守るには、ここまでやらなければならない現実。
こんな団体生活が半年以上も続けられる。制服を着る前に辞める人間も少なくないらしい。
親や人に頼ってばかりだった訓練生は振り落とされるのだ。
これが実社会。
「社会に出る前に、君たちはそんな貴重な体験をさせてもらっている」と、結んだ。
選手たちはまさに自分たちに直面している一大事に、真剣そのものだった。僕も熱が入りすぎてノドが腫れた。
今回も余分な話をし過ぎて時間切れ。
「栄養やサプリメントを詳しく聴きたい人は電話してください」で終了。
2008-02-10
KK高・講習会
三重県熊野市
恒例の「食事とサプリメント」の講習会をやって来た。
対象は今春入学予定の中学生とその保護者たち。
セミナールームは緊張で張りつめたムードが漂っている。本日、初めて顔を会わす人たちだから尚更だ。
午後1時というもっとも眠くなる時間帯に開始。
今朝、5時に愛知県岡崎市を出ました。高速が雪で全線通行止めだったため、ひたすら国道を走り、6時間かけて熊野市に着きました。
昼食直後は一番眠いときです。僕がもっとも恐れている時間帯です。
寝られないように頑張って話します。でも、どうしても眠い人は寝て下さい。そのときは僕の負けです。
しかし、これが野球の試合となると話は別です。
眠くなったら君たちの負けです。
こうならないようなタイミングで食事を摂らないといけない。
そのタイミングとは?
試合前は、何をどれだけ食べればよいのか?
そして、体をでかくする食事とは?
なぜ、味噌汁を飲むと熱中症にならないのか?
昨年この話をしたら熊野市のジャスコの味噌が品切れになりました。
冗談です。
それでは、こんな調子で話を進めます。
午後2時45分、予定通り終了。
監督さんから来年も頼みますと、依頼される。
この瞬間が一番うれしい。
2007-11-13
T高・野球部講習会
岐阜県多治見市
今年で4回目の講習会です。監督のTさんは市役所の職員。
学校の強い要望で外部監督として手腕を発揮。
職場をはじめとする周りの人たちの協力に支えられながら、進学校の選手の指導育成に全力で挑まれている。
この日の講習会会場は離れの特別室。
集まっていただいた保護者と選手たちを前に、いつものようにT監督が講習会の主旨を話される。
この間が一番緊張するはずなのに、4回目ともなるとまったく緊張感がない。
これは自分の中ではいけないこと。人に伝える時は適度な緊張感が絶対条件。
話をお聞きしながらそうなるように集中した。
試合前の食事の話からスタートして、成功したチームの話や失敗談で盛り上げながら話を進めた。
最後に選手を代表して○君が立派な挨拶をしてくれた。
後ろに保護者が居たから例年になく質問が少なかったがここがT高の良さでもあり、弱点でもあるらしい。
「この子たちはどんなに強豪校と試合をしてもアガルことはありません。練習試合でしっかり鍛えてあるからです。
でも、観客が多いとダメなんです。見られることに慣れてないんですよ」と、T監督。
この秋の練習試合でも強豪校をバッタバッタと切り崩しての9連勝。
普通に見せかけてゲームで大変身する選手たち。ちょっと不思議なチームです。
余談ですが監督のTさんは市役所では商工観光に携わる営業マン。
こちらは観客が多いほど力が出るそうです。
Tさんの今日明日は名古屋ドームの 焼き物フェアーで多治見をPR。
二足の草鞋を見事はきこなす営業マン監督さんだ。
2007-10-28
Y高・野球部講習会
三重県四日市市
選手33人と女子マネージャー。そして保護者が参加してくれました。
事前に監督さんから国立のN大に進学する選手が多いから、 野依先生の話はウケルとアドバイスをいただく。
初めての学校はこの一つのアドバイスが気持を楽にしてくれる。
自分の仕事は単に栄養やサプリメントの話をするだけではない。
選手には意識付けを、保護者にはそのサポートをお願いしないといけない。
ですから講習会の日程が決まったときから自分の仕事は始まる。
インターネットで校風を調べ、資料やサンプルを作る。
先生にはチームの現状をお聴きし、その日に合わせて話の内容を整理する。
その時“自分の気持”は
野球で言えば代打の切り札。
勝負は1回。後がない。
常にそんな意気込みと気持でみんなの前に立つ。
Y高は県NO1の進学校だけあり、反応がすこぶる速い。
するどい質問が矢継ぎ早に飛んでくる。
指導者や父母が居ても関係ない。
女子マネや父母からも質問が出る。
ここがまったく違った。
予想以上の活気がある。
僕も自分の体験談や失敗談で笑いを取る。
あっと言う間に2時間半が過ぎた。
選手、父母、指導者たちと一体になった講習会ができたと思う。
選手たちの感想文が届いた。監督さんから「10分で書かせました」とコメント付き。
「長く書かせたらどこまでも書いてしまいます。読むのが大変ですから」と“落ち”。
それでも裏にまで書かれた内容は濃い。
紹介すると
○○氏講演を聞いて
1)最も印象に残ったこと
2)質問
3)話を聞いて明日から実行しよう、変わろうと思うこと
4)それ以外
5)感想
作文の内容は実に個性があふれていた。
共通点はみんなの方向性が一緒だったこと。
監督さんが描かれているチームカラーに一歩近づけた。
責任を果たせて良かった。
しかし、書かれてあったみんなからの質問どうしょう。
講習会 終わっても続く 僕の苦悩
2007-09-15
TH高・野球部講習会
愛知県知立市
1年生が20人。昨年まで20数人居たはずの2年生がたったの6人です。
監督さんのお話を聴くと納得です。
進学率は100%。浪人は殆どゼロらしい。伝統的にそれが当たり前の学校。
ですから、野球で疲れて勉強が出来なくなると、勉強優先で野球を辞めるのです。
「今年入った1年生は今までとは違います。自ら頭をボウズにして入部して来ました。勉強と両立させる意気込みを感じています」と、H監督。
如何に早く疲れを取るか?
その食事とサプリメントは?
ポイントを外さないで話をすることが出来たと思います。
父母会も結成されて野球部が動き出した。指導者の熱意で変化する部活動。
来年この1年生20人全員が残っていることを信じたい。
負けた時の監督さんからの言葉です。
2007-07-26
S高・野球部A監督
愛知県名古屋市東区
恒例の「負けた時の監督さんの言葉」が聴けました。
創部3年目のS高(名古屋市)、野球部が使えるグランドがありません。ゴミ焼却場の横に土が盛られ、投球練習場があります。
たったこれだけです。
スタートは6人の選手でした。それも野球未経験者が半分も。
3年目の今回でしたが昨日の4回戦で敗退。
以下、A監督の言葉です。
「創部3年目で4回戦まで来られた。先生と土台作りからやってくれた3年生。
何よりもこうして野球が出来たことに感謝している。
本当にありがとう。
後輩に誇れるものを残してくれた。3年生の野球は今日で終わった。
いつも野球や後輩のことを考えてくれていたが、今日からは自分たちのことを考えなさい」。
負けた時の監督さんからの言葉です。
2007-07-25
K高・野球部O監督
三重県伊勢市
油断していたわけでもない、
気負っていたわけでもない、
焦っていたわけでもない、
しかしどんな態度で臨んだにせよ
負けてしまったのは事実。
野球は人生の縮図というけれど、
今日のようなゲームもまた然り、
何が起こるのかわからないのが野球であり、
人生でもある。
人間にはまさかという出来事が
何度となく訪れるが
これもそのうちの一つかもしれない。
ただこれをどう受け止めて、
どう動くのかで君たちの男の寸法も決まる。
思えば入学したての君たちに
「君たちの代は甲子園に出て
当たり前と思って欲しい。」と豪語した。
それなのにこんな結果で終らせてしまったことを
本当に申し訳なく思っている。
ただ君たちと先生がやってきたことに
嘘はなかったということだけは忘れないで欲しい。
君たちの代は一年生大会優勝、
秋、春と東海大会出場とすべて新しい足跡と
後輩たちに超えるべき目標作ってくれた。
さらに今日のこの結果によって強いだけでは
甲子園は迎えに来てくれないという
教訓も残してくれた。
明日の朝刊を見るまでは、
負けた実感もないだろうし、
しばらくは魂の抜け殻のようになるだろう。
ただ起き上がるなら早いほうがいい。
そしてどうせ起き上がるなら
何かを掴んで起き上がれ。
アナウンサーのTさんが話してくださったように、
これからは人生の指定席を探し、
そこに座るための準備期間となる。
その期間においても最後まで
K高のフロンティアである君たちらしく
顔晴ってほしい。
今夜帰ったら親御さんに
「三年間好きなことを
目一杯やらせてくれてありがとう」
の一言は忘れず言えよ。
ご苦労さん。
負けた時の監督さんからの言葉です。
2007-07-24
R高・野球部O監督
京都市伏見区
京都のR高が2回戦で敗退。初采配のOさんの夏も終わりました。
電話でコメントが取れましたので紹介します。
恒例の『負けた時の監督さんの言葉』です。
「相手も同じ公立校、すべての点で互角でした。なぜ負けたのか?」
気持で負けた。一つ一つのプレーに気持を感じることが出来なかった。
どんなピンチでもそれを越えよう、越えたい・・・・その気持がなかった。
新チームではそれを考えないといけない。相手にはその気持が出ていた。
社会に出たらもっと厳しい。上に行ったら今日の課題を克服しなさい。
Oさんは中学、高校、大学と控えのキャッチャー。現役時代は一度も日の目を見ることがなかった。
それでも一番声を出し、誰よりもトレーニングを積んでいた。
プレイ出来なかった想いを指導者として、グランドにぶつけた。
2007-07-10
AS高・野球部講習会
名古屋市東区
そう言えば、昨日M監督から名言をいただきました。
『朝に希望 昼に努力 夕に感謝』
この言葉をお聴きしたとき、胸にジーンと来るモノがありました。
M先生の生き方そのものだったからです。
昨日、AS高・野球部(名古屋市)の講習会は無事終わりました。
選手だけのつもりが保護者がいっぱい来られました。1年生の選手と父兄です。
教室に入ってびっくりでした。
M監督から選手だけとお聞きしていたのです。M監督も平日だから父兄は集まらないと思われていたようです。
ですから、監督自身も驚かれていました。
監督さんの挨拶中に、話をどう展開するか考えました。
選手だけと保護者混合では話の進め方が違ってきます。
決めました。
スタートは試合前の食事の話から。
私
「朝食がパン食の人は?」
全体の80%が手を上げる。
私
「はい、これで君たちのことが大体分かったよ。予想では集中力が続かないんじゃないかな」。
M監督
「その通りです。実は先日の1年生だけの試合で後半スタミナ切れ、逆転負けだったのです」。
私
「パンはごはんより血糖値が上がるのが早い。つまりスタミナもすぐに切れる。だから試合前はごはんが一番だね。
梅雨が明けると炎天下の運動が始まる。救急車が来るチームが増えるのもこの頃。それが熱中症だよ。
この対策は味噌汁を飲むことでOK。白味噌より赤味噌がイイ。なぜなのかは質問でして下さいね。
具にアサリを入れるとグッと良くなる。だからグと言うわけ。
パン食では味噌汁を飲まないだろう。したがって熱中症はパン食者に多いんだよ。
でも、どうしてもパンが好きな人はタブソルトを飲めばいい。サプリメントとはそういうものです」。
「怪我をしたらBCAAブラスト。いまならシェーカーが付いて来る。ビリーバンドじゃないからね。ワン、ツー、ワン、ツー ♪」。
アミノズドーン、なぜこの名前を付けたのか?
スーパーズドーンのラベルが黄色なのはなぜか?
栄養をイメージで表現。
選手や父兄の方からも質問がポンポン出ました。
話しやすかったです。
あっと言う間の1時間半でした。
私の話が終わると監督さんの話がありました。それまで6階の図書室で待機。
誰も居ない6階フロアーに40分間待っていました。
正直、夜の学校の図書室がこんなに寂しいものとは思いませんでした。
ちょっとした物音でビックっとします。こんな時に想像力が働いてしまいます。
梅図かずおバリバリの恐怖。
あとでM監督に聞いてみました。
「野球部は一番最後です。最後の一人として戸締まりは気持の良いものではありません。特に図書室は・・・・ね」。
そうだ。絶対にそんな雰囲気がある。
夜の学校の図書室は
夕暮れ時、独りぼっちの川に似ている。
徳島県のある公立高で野球のコーチを
されているYさんからのメールです。
2007-06-28
高校野球のコーチ
いつもお世話になっています。HPほぼ毎日チェックさせて頂いています。
特待生問題、なかなか結論のでない難しい問題ですね。父が高野連で働いているため、O先生(三重)にもご迷惑をおかけしたと思っています。
自分個人としては、改めてこれからの高校野球について考えさせられました。これ以前にも思っていたことですが、現在の高校野球のあり方は異常なのではと私は感じています、報道、保護者、等々。
これだけでは誤解を招いてしまうかもしれません。
ただ、特待生問題で揺れていた時も、目の前には純粋に白球を追う生徒がいて、この夏もその子供達によって素晴らしい夏になる。
ただそれだけで良いんじゃないかと思います。
すべては大人が作った問題ですよね。私や父も含めて。
甲子園は確かに全てをかけて、目指すべき場所ですが、決して甲子園が高校野球の全てとは私は思っていません。
安部さんならわかって頂けると思って、色々述べさせて頂きました。勝手に申し訳ありません。
これからも元気が出る『高校野球の現場』楽しみにしています!!!
早く安部さんに全面的にサポートされるよう、高校野球の監督になれるように頑張ります!!!
UP購入はそのためです(笑)
夏の甲子園優勝と共に、7月の教員採用試験合格に向けて猛勉強中です!!
集中力、記憶力、試験に効果あり!についつい惹かれてしまいました(笑)
“楽勝”タオルありがとうございました!
2007-06-19
H高・野球部講習会
愛知県春日井市
昨日は春日井市にあるH高・野球部で講習会。1年生ばかりの30人弱です。
今年の新人たちは面白い個性的なメンバーです。こんな調子でした。
まず、T監督さんが講習会の趣旨を説明され、みんなに質問したのです。
パワーとは○×□かな?
自信満々でサッと手を上げて答える選手。
「それは体重×身長です」。
T監督
「理由は?」
選手
「分かりません」
みんなから笑い
T監督
「では、正解を・・・・。こんな選手たちですが、アベさんそれではよろしくお願いします」。
この教室に来る途中で可愛い生徒に出会いました。
次の瞬間、T先生がその生徒を呼び止めました。
スカートが短いよ。規則違反はダメダ。
名前は?どこのクラス?
約束のコレは取り上げる。担任の先生に渡しておくから反省したら取りに行きなさい。
「T先生のこういう姿勢は20年間ブレない。私なら許してしまうかも・・・。これが君たちの監督さんだよ」。
こう話を切り出すと、一人の選手が
「監督の話をもっとして下さい」。
他の選手たちも声を揃えて
「聴きたいです!」。
とにかく反応がすこぶる早いのです。
質問もポンポン出る。こちらもテンポ良く返す。
まさに言葉のキャッチボールでした。
講習会終了後、T監督、Y部長やSコーチたち5人で懇親会をやりました。
持参したアユも店主に焼いてもらいました。
話題は人生いろいろです。
講習会の趣旨を話されるT監督
2007-06-17
K高・野球部講習会
愛知県刈谷市
刈谷球場の会議室で保護者だけの講習会をやりました。
選手たちは他校と練習試合です。
部長のM先生が最初に挨拶されました。これから夏場に向け、如何に食事でコンデションを維持していくのか。
部長としてどんなことに一番気を使われているのか。
説得力のある挨拶でした。
その言葉を受けて、私が食事の話からスタートしました。
進学校ですから成功例も進学校の話を。お母さんたちだけですからいつものように、適当に指名したりタメ言葉は御法度。
その点に気をつけて時々笑いも取り、楽しくやらせてもらいました。
予定の1時間を終えるとすぐに店に戻ります。この日は日曜日だったからです。
夕方、その時のお母さんたちがご来店されました。行動の早さもさすがです。
2007-06-04
S高・野球部講習会
名古屋市東区
4日の月曜日はS高・野球部の講習会をやって来ました。
新設校なので野球部のグランドがありません。それでも新1年生が30人も入部しました。
3年前の1年目は6人でスタート。昨年は13人で今年はこの人数です。
なぜでしょう?
私学ですが特待生とは無縁の学校です。
部室を覗くと、こんな言葉が書かれてありました。
『好きなものは自分のために食べろ。嫌いなものは野球のために食べろ』
監督が考えた言葉だそうです。
講習会に先立って、A監督の挨拶が粋でした。
「今からアベさんに、心の栄養の話をしてもらいます」
予期せぬ言葉に、一瞬固まる私。
この日、車でS高正門前に行くと門が閉まっていました。
ちょうど通りがかったサッカー部の選手たちが門を開け、通してくれました。
徐行運転。校舎までの間、出会った先生や生徒たちが笑顔で頭を下げてくれます。
車を駐車場に停めるとSコーチが案内に走って来られ、続いて女子マネージャーが荷物を持ってくれました。
玄関ではもう一人の女子マネージャーがスリッパを準備。
応接室ではお茶(はじめ)を出してくれました。(私の名前です)
教室に入るまでの間、何回「ありがとう」を言ったか覚えていない程です。
この話からスタートしました。
Sコーチと水槽
余分な話
ここからは余分な話です。
生徒指導室にメダカが飼われていました。この水槽はある先生の机の上に置かれていました。
ちょうどメダカが孵化して、1ミリほどの赤ちゃんメダカが泳いでいました。
親メダカが誤って口の中に入れてしまうので、孵化の度に隣の金魚鉢に移動するのだそうです。
生徒指導部の先生たちは、実に心が優しいのです。
A監督もその一人です。
2007-05-06
HK高・野球部講習会
愛知県半田市
昨日のHK高・野球部(半田市)の講習会は得ることがいっぱいありました。
新1年生ばかりの30人。質問がバンバン飛んで、その内容もこれが1年生か?と思うようなものばかり。
1時間の予定が3時間近くになってしまいました。
『その日だけの代表』S君の終わりの挨拶も上手かった。
あんなにしっかりしたスピーチは過去記憶にあるだろうか?
思わず、心の中で拍手をした。
終わった後の懇親会で監督さんも驚いておられた。
しかし、これには布石があったのです。
事前に監督さんが指導されていたのです。
それ以上の結果が出たことに、びっくりだったわけです。「あいつは凄い自信になったと思います」と、I監督。
指導とは、まさにこういうことを言うのでしょう。
隣の三重県ではK高が県大会準優勝しました。
このチームは例の特待生問題で該当選手は試合に出られません。
その試合に出られないN選手から電話をもらったのです。
「僕はこの機会にもう一度体を鍛え直します」。
前後して、“あのS君”からも電話を頂きました。
「彼らが抜けてボクにもチャンスが来ました。先のことは分かりませんが、今を一生懸命頑張ります」と。
どんな状況下でも選手をくさらせない。むしろ、その気にさせる指導法を垣間見ました。
選手と指導者の新しい1年が始まっています。
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