野球が強いチーム、マナーや精神を教えるチーム、親が入れたいチーム、子供が行きたいチームなど、私が観た“気になるチーム”をご紹介!



過去の「高校野球の現場」

 特待生問題で責任を取られたN先生からです。意外に明るく、いやビックリするほど元気でホッとしました。まずは、ひとこと。
2007-05-10
特待生問題で

こんばんわ、
例の問題で高野連から交代させられた部長です。

意気消沈?

 いえいえ、その逆ですよ。
 
 選手には、『君らの努力する姿が、私のカンフル剤だ!』と訴えました。

 選手を励まし、また選手に励まされて、ピンチをチャンスに する手だてを思案中です。

 そんなへこたれない姿勢を見せることが、今の私にできる唯一の指導法です。

 『ベルのしっぽ』で、本校のN君とS君取り上げていただいて遠く岡崎からも励まされている気がしました。

ありがとうございます。

 でも、選手の出場禁止措置だけは、残念な措置ですね。選手に責任はないからです。
 
 それにしてもTアナウンサーの発言もかなり過激でしたね。ベルなら吠えるところでしょう。

 久しぶりに黒子に徹して、しばらくは地下に潜入です。



高校野球のアナウンサーYさんからのメールです。
2007-05-02
スポーツ特待について

「スポーツ特待」が高校野球界を揺るがしている。
これについて一言・・・

 現在の高野連の「お偉いさん方」の強権振りには首を傾げざるを得ない。確かに「行き過ぎた野球留学」が根底にあることは推察できる。
東北地方のあるチームのベンチ内では「関西弁」が飛び交っているそうだ。

 しかしだ!

 夢の舞台「甲子園」に出場するために若干15才で親元を離れ、異郷の地で生活をする「困難さ」を考えて欲しい。
これを「野球留学はいけない」のひと言で片付けていいものか?自らの15才を考えて欲しい。
彼らの「志」の高さには頭を下げざるを得ない。

 「私学」が生き残りを考える時代の中で、その「知名度」を上げるために「高校野球」を利用することに何の問題があるのか?
「特性が無い私学」は私学ではない。方法論に若干、強引さはあるもののこれも「経営努力」ではないか?
 高野連は「強権」のため「衰退」し「倒産」する私学を救済できるのか?

 野球憲章を遵守したい気持ちは分かるが、これを機に「果たして今の時勢に合っているのか」ということも議論して欲しい。

 ただ「野球ブローカー」と言われる輩への徹底排除は必要である。「強権」を行使する相手はこの輩らである。

 今、毎日の新聞で「○○高校出場辞退」と掲載されているが、制裁を受けるのは学校側であって選手ではない。

「選手から野球を奪って、何が高野連なのか」

 いつから「警察機能」を持つようになってしまったのか?

「知育」「徳育」「体育」・・・
野球の技術は立派な「個性」であり「能力」であると思う。



2007-04-22
AM高・野球部講習会
愛知県安城市

 保護者総会後の講習会でした。

午前10時過ぎに学校到着。

女子マネの案内で2階の職員室に待つこと35分。広い職員室は日曜日のため、教頭先生しか居ません。

挨拶を済ませて、総会の終了を待ちます。

職員室は不思議な空間です。

暇なので掲示板や各先生の机の状況を見ていると、時代は変わっても我々の頃と様子は同じ。

教頭先生のPCの音が響き渡っていました。

 午前10時45分、O監督が呼びに来て、3階の大会議室へ案内されました。

選手と保護者、コーチ合わせて80人くらいでしょうか。

監督さんの紹介で講習会スタート。

毎回緊張のすべり出しです。


 「みなさん、こんにちはアベです。

君たちのユニホームは楽天と一緒ですね。今、話題のチーム。田中投手が初勝利を上げました。

ちょっと前までは君たちと同じ高校生。この中からもひょっとしてそんな選手が現れるかも知れない。

おじさんはそんな予感がするなぁ。

今日はお母さんたちが居るので、体作りや試合前の食事の話もするよ。なぜ、パンよりごはんがいいかって言う話。

人より多く食べられることも才能だからね。イイ選手は胃も強い。

君なんか強そうだもんなぁ、と正面の選手を指す。(彼も大きくうなずいて、笑い)

甲子園に出るには最低体重が65キロ欲しいね。

ちょっと、65キロ以上の人、手を上げて。

あぁ、お母さん方は上げなくていいですよ」。

ここでいつもの様に笑いをとって、自らリラックス。本題へと入って行きました。

時間が1時間と限られていたので、バンバン話を進めました。選手にメモを取らせない程の早さ。

快感です。

 質問されたお母さん。とても良い質問だったと思います。他のお母さんたちもうなずいておられました。

あの場で、質問される勇気もすごかったです。

選手たちも真剣に聴いてくれました。

HPで検索した通りだったかな。

『部活動と学習の両立』


 午後12時、余分な話をしなかったので、すべることなく無事終了。


 午後12時35分、

店に戻り、通常通りの仕事に就く。



更に連打が続きます。
H工高のI監督さん(愛知県半田市)からです。
2007-04-15
県大会初戦

 こんばんは
 本日県大会の1回戦が行われ、点の取り合いで10−10の9回表に一挙7点を取って17−10で勝つことができました。

やはり精神的に秋より成長しているので、ミスがあっても余裕をもって試合を進めることができたことが勝った要因だと思います。

また、秋冬のトレーニングのおかげで風の影響もありますが、ホームランも2本でました。そのうち1本は秋には控えだった部員でしたので、ビックリです。

1点を争う野球本来の醍醐味からするとかけ離れた大味な試合でしたが、ベンチとスタンドは元気いっぱいでチームが一体になれた楽しい試合でした。

 次も勝敗よりもまず、自分たちの良いモノが出せるように頑張りたいと思います。

新入部員が30人超です。また講習会をお願いしたいと思います。

H工高・野球部監督・I


高校野球のアナウンサーTさんからのメールです。
2007-04-14
アナウンサーが観た伝統校

ご無沙汰しています。センバツも終わり、
いよいよ私の好きな「弱いチーム」の公式戦、
春季大会がはじまります。

 「弱いチーム」。
この概念は「ひた向きに白球を追うことを
忘れないチーム」であって
「やる気のないチーム」ではありません。

 優勝を目指すチームもあれば、初戦突破を
目指すチームもある。さらには全員で1回戦の
サイレンを聞くことを目指すチームもある。
もちろん「強いチーム」にも興味はありますが、
好きなチームは、そんな「弱いチーム」です。

 さて「伝統とは」の記事、興味深く拝読させて
いただきました。「伝統とは」私はこう考えます。

「ユニフォームの威圧感」。

 子供のころからあこがれた高校野球、
子供のころにテレビで見たあの高校のユニフォーム。
これは「4割打者」並みの威力があります。
 このユニフォームを身にまとっていると
どんな選手も強く見えます。
県内から甲子園へ行くチームを取材しても
「伝統校」が出ると「初戦は何とかなるかも」との
根拠のない期待が出るのも確かです。

 しかし「伝統校」が「新鋭校」に敗れると
そのユニフォームは敗れた選手たちをさらに
落ち込ませる。一方、勝った「新鋭校」の
ユニフォームは、とてつもない輝きを放ちます。

 身にまとうユニフォームは違っても
同じ高校生です。そんなに力の差はありません。
「伝統校」は「新鋭校」を破ってもすぐに忘れて
しまうでしょう。しかし「新鋭校」が「伝統校」を
破るとその記憶は「いつまでも」残ります。

 失うものの大きさと、得るものの大きさを
考えると「新鋭校」にとって「伝統校」との対戦は
「おいしい」と思うのは私だけでしょうか?

アナウンサーのTさん



久々に西井先生(三重県伊勢市)から快音が・・・。
今回はどんなどんでん返しでしょうか。

2007-04-10
伝統に負けました

こんばんは、K高の西井です。

 実は、3月中旬に京都のH高校にボロ負けしました。中盤まで5点差をつけて本校ペース。選手に一瞬の油断があったのでしょうか?

代打同点満塁弾を浴びるは、痛打・快打の連続で、まさかの悲劇的な大逆転劇でした。

加えて、2試合目は遠征に連れて行った補欠を先発させれば、相手は1試合目のベストメンバー。もう試合にならない結末で、気の重い帰路でした。

以来、「伝統って何?」「伝統校の強みって?」と考えさせられる日々が続きました。選手もショックだったようで、練習姿勢はもとより、最近の生活ぶりにいたるまで負けた原因を求めていました。

 来年(?)創立100年の学校と、創部5年の学校じゃ比較 にならないけれど、伝統校の弱みはその「伝統」そのものだろうと思ったり、戦前からの近隣の公立校は「伝統校」とは思えません。世間が認める「実績」がないからです。細々と続くだけでは「伝統校」にはなれません。その学校には"実績と誇り"の積み重ねが欠けています。

  伝統校に勝つには何が必要なのか?
  「勢い」?
  「意地」?
  選手の「誇り」「チーム愛」?
  指導スタッフの「熱意」?
  学校の人気や応援体制?
  
 監督は、『伝統校が怖いのは、新鋭校だ!』とおっしゃいました。まったく同感です。

願わくば、本校が新鋭校であり続け、いつの日か伝統校と呼ばれて甲子園を行進する日が来ることを祈りたいと思います。でも、その時はもう生きていないだろうな。



2007-03-04
KK高・野球部
三重県熊野市

 すべったかも知れません。

久しぶりに終わった後、落ち込みました。

 午前8時50分、N監督の挨拶から始まりました。

対象は今春入学予定の選手と保護者たちです。私も昨年に続き2回目なので余裕でした。

監督さんが私を紹介されるとき、「予定通り、午前中はアベさんの話です。途中、休憩を取って行います。それではどうぞ!」。

午前中という言葉に、動揺。

(内心、えっ!3時間・・・・)

すぐに体勢を立て直し。

中学生が相手なのでわかりやすく、例え話を連発。

目標体重は?

体を大きくする食事とは?

サプリメントの選び方と使い方。

事故で主力不在のY高の甲子園出場裏話・・・などなど。

成功した選手の話には力を込めました。

 大成する選手の共通点は親のバックアップです。

選手と一緒になって悩み、涙しながらがんばった親子の話も・・・。

話のネタはいっぱいありましたが、

途中、休憩を挟んで午前11時20分に終了。

話していて感じたことがありました。

自分の話がここにいる全員に果たして、共感していただける話なのかどうか。

目一杯の時間はマズイと思い、独断で切り上げました。

 講演会と違い、集まって頂いた人たちは私の話が聞きたいわけではありません。

3時間という長時間、それをやってしまったら“すべった”では済まなかったと思います。

聴いていただく人を感じながら話す。

かなり勉強になりました。

自分では、半分の人にしか評価されなかったと感じました。だから50点です。したがって、もやもや感が残りました。

 今日、帰って来てPCを開くと保護者の一人からメールが届いていました。

いいお話が聞けて励みになりました、と。

少し、すくわれました。



2007-01-29
AS高・野球部
愛知県名古屋市東区

今回はちょっと書けないことが多いです。肝心なことは割愛です。

 講習会はM先生と漫談みたいになってしまいました。

先生との事前打ち合わせの時に「このチームは私のことを知らないからPRを・・・」と先生が言われたことをまともに受けたのです。

M先生の裏話を話す私。

気が変わって、必死で止めるM先生。

その時、私はそれも先生の演技だと解釈。更に話をエスカレートさせました。

「アベさん、恥ずかしいから私のことはそのくらいに・・・」。

「いやいや、ここは最後まで話させて下さい」。

この先生とのやりとりが選手やお母さんたちにはとてもおもしろかったらしく、最後まで笑いが絶えませんでした。

後の親睦会でM先生が真剣に話を止められた、とお聞きしました。時既に遅しです。

話の内容も今回はカットさせていただきます。

 午後10時帰宅。

店の電話が鳴りました。

「話、おもしろかったです。もっと聞きたかったです」とH選手から。

野球日記に書いておいてよ、と私。