2017-06-11(日)
『しっぽ』はあってもなくてもいい。 そんな気軽な気持ちで
書いている絵日記。
まずは今朝8時、岡崎の空です。
『藤井四段』スポーツ新聞の一面を飾る。
過去に将棋が他のスポーツを抑えてトップに躍り出たことなどあっただろうか。
将棋愛好家としてこんなにシビレたことはない。
記事の中で将棋道場に参加する子どもたちの数が飛躍的に増えているそうだ。
実力もさることながらここまで連勝記録をのばすのは勝負師に欠かせない
運を持っているからという内容が書かれている。
『人間における勝負の研究』の中で『運』を呼び込む極意は『人に借りではなく
、貸しをつくること』にあり『自分の将棋が将棋界にプラスになっているか』を
常に自問すること、と日本将棋連盟元会長の故・米長邦雄九段。
中学生の藤井プロの出現で棋界にもたらした恩恵は多大。
これこそが日本将棋連盟に『貸し』をつくったわけだから藤井四段に『運』として
跳ね返ってくると結ばれている。
ところで昨夜、偶然TVを見たら将棋のプロを目指していたが規定の26歳までに
四段を取れなくてプロを断念した若者が出ていた。
失望感で閉じこもって、あるきっかけで将棋教室を開いたら大当たり。
まさに藤井フィーバーの恩恵。
14歳はどこまで人に勇気とやる気を与え、人を助けているのか計り知れない。
僕が将棋を始めたころ、先生から『将棋なんて盆と正月にやるもんだ』と
叱られたことばが昨日のことのようによみがえる。
自分も救われた。時代までも変えてくれた。
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