浜名湖のタイ釣り18回目。
10月16日は一人で浜名湖へルアーのタイ釣りに行ってきた。
雨が降り続いていたがネットで天気予報を調べると夕方にかけて
風がおさまる。チャンスだと思った。
日の入りは午後5時14分。その時間に合わせて釣り開始。
雨が連日降り続いているわりには海水が透き通っている。
ルアーはシンカー(5g)にシリコンスカートを巻き付けたフックという単純な物。
アタリは渋く、この日も移動しながらキャストを繰り返したが無反応。
午後7時、あまりにも釣れないので一旦海から上がって潮の様子を見た。
その時だった。数十メートル離れた岸沿いで大きな魚が跳ねた。
ズバッ。あの鈍い素早い捕食音はタイに違いない。すかさず速足でそこへ移動。
ルアーをボトム用からフローティングミノーに換えてボイルした場所にキャスト。
シュッポ、心地よいルアーの着水音。ゆっくりルアーを引くとガツ、ガツと
ルアーを強烈にひったくられる様なアタリでロッドが曲がった。
しかし、次の瞬間にスポッと魚が外れた。
あの重いアタリはタイ。間違いない。武者震いする。
ポイントを見定めて魚が落ち着くまで他の場所で釣った。
30分後にその場所へ。今度はボトム用のルアーで慎重にキャスト。
いつ魚が来てもいいように呼吸を抑えながらリーリング。
釣りはこの瞬間がシビレる。
するとコツ、ゴツ。次の瞬間にゴツンと重いアタリに変わったところで
合わせを入れる。
強い引きにドラグを鳴らしながら手前まで寄せると魚がウエーデイングしている
自分の周りを走り回った。このファイトはさすがタイだ。
魚の強い引きに耐えながらもう片方の手で背中のネットを外す。
意外だがここでモタモタする。ネットが簡単にはとれないのだ。
ここでバラすことが多々ある。
無事ネットイン。39cmのキビレだった。
これで今シーズンのルアーでのタイは18回14匹となった。
昨年の同時期は31匹も釣っている。しかも12月までのトータルは58匹。
う~ん。数字だけ見るととても近づけない不可能な数。
ここでデータから要因を出すと、今シーズンは1匹釣れたポイントで2匹目が
釣れないこと。昨年までは釣れた場所で複数匹釣れた。
つまり釣れるポイントさえ見つければ2、3匹釣れたのに今年は1匹だけ。
ますます難解になるルアーのタイ釣り。これがまた闘志に火をつけるから
困っちゃう。
今朝は魚のウロコと内臓をとって塩焼き用に真空パックした。