2018-12-10(月)
『しっぽ』はあってもなくてもいい。 そんな気軽な気持ちで
書いている絵日記。
まずは今朝8時、岡崎の空です。(撮影 Olympus Tough f2.0)
昨日、孫のK君(小1)が元気いっぱいでやって来た。
将棋大会で準優勝したのでその勢いで僕に挑戦すると言う。
わが家に来て賞状と脇八段の色紙を見せるK君。↑
日本将棋連盟の脇八段から表彰状を受け取るK君。大会会場にて。
9日、岡崎市で開催された『さなる杯愛知こども将棋大会in岡崎』の小学生1~3年生の部。
大会後、脇八段から二枚落ちの指導対局を受ける。↑
そしてK君が脇八段に勝ってしまったから驚く。
プロの八段と二枚落ちで勝つとアマ初段の棋力があると言われている。
この勢いで家に飛び込んできて『一局お願いします』。
平手対局(対等)で勝負。
結果は僕が勝ったがここでも驚くことがあった。
終盤で僕(アマ初段)が二七歩とK君の玉頭に歩を打ったところで『負けました』と。
実は僕もまだしっかり読み切らない局面でK君は自身の負けを先読みしていたのだ。
同玉からの9手詰めでK君の玉がピッタリ詰むのだ。
これには僕もマイッタ。
勝負には勝ったが読みでは完敗だった。
観戦の両親やカミさんたちから『K君惜しかったねぇ~』。
その後の感想戦では局面を勝負の分岐点まで簡単に戻したK君。
ここでも僕の能力では付いていけなかった。簡単には戻せない。
僕がK君に勝てなくなる日がそこまでやって来ている。
小学4年生から将棋を始めて中学生から大会に出場。高校生で
念願の初段をとった自信満々の自分が小学1年生相手にもはや風前の灯火。
本来なら孫の活躍はうれしいはずなのに素直に喜べない自分が居る。
この気持ち、分かってもらえるだろうか。