アミノズドーン誕生ヒストリー

バレンタイン社訪問


バレンタイン社

2004年1月にN社マイク社長と同社・遠藤さん、ねずみ男の4人でアトランタのバレンタイン社を訪問しました。ここでアミノズドーンとスーパーズドーンを作っています。今回はシェイクしたときの溶けのテストです。


溶け易くするための造粒器

お客様から「“徳用”は溶けが悪い」とのご意見を頂いていましたのでその改善です。(ちなみに当時あった1.5kgのスーパーズドーンはダラスのダイマタイズ社で作っていました)バレンタイン社・John社長自ら立ち会ってのテストを繰り返し造粒器に、ある一定の原料を通すことで格段と溶け易くなる割合を発見できました。

バレンタイン社の自慢は徹底した衛生管理です。この工場内だけでも3カ所の微生物検査室を持っています。(日本では1工場1カ所が平均的です)ついでに、日頃から疑問に思っていたことを訊ねてみました。ロットによりパウダーの色が変わることはなぜ?。これは、牛の食べ物により変化するということです。春の牛は牧草が主ですが、冬は小麦になるからです。会食時にJohn社長が言われました。「この会社は36年前からプロテイン作りを始めました。当時はお客様から何も言われなかったのですが、今はプロテインに対する要望が多いのです。プロテインの含有量が重視されたのは15年前。そして、味→溶け易さ→今は“体にどれくらい吸収するのか”、これが一番の課題です。でも、このことは現時点で誰にも分からないことです」。通訳の遠藤さんに納得できるまで要望を通して頂き、本当に良いミーテングができました。

それにしてもダラス-アトランタ間、片道14時間の車の旅。ガソリンタンクが空になるまでの4時間連続運転は初めての経験でした。運転は3人で交替しました。

ダイマタイズ社訪問


ダラス一のノッポビル(ダウンタウンにて)

2002年にダラスにあるダイマタイズ社にねずみ男と二人で訪問しました。6日間という短い期間でしたが、内容のあったダイマタイズ社訪問でした。行きは1/3(木)名古屋空港からでしたが、名古屋は41年ぶりの大雪で交通機関がマヒ状態でした。


名古屋空港-滑走路に積もった雪

私達が搭乗したデトロイト経由ダラス行きのノースウエストが6時間遅れで、名古屋を飛び立ったのは午後6時でした。遅れた理由は除雪車が1台しかなく、除雪に手間取ったこと。イライラしたアメリカ人が、業務員に怒りをぶちまけていました。(機内で暴れなければと不安になったりしました)席は満席でした。デトロイトには3日の午後4時に着きました。名古屋から約13時間でした。当然、乗り換えの便には間に合いません。

滞在したヒルトンホテル(翌日)

午後7時5分のダラス行き最終便にチケットを交換し、目的のダラスに着いた時は午後9時を回っていました。予定の12時間遅れです。笑顔で迎えに来てくれたD社のブラッドと握手して一安心。その夜はメキシコ料理をご馳走になりホテルに戻りました。

翌4日はD社に訪問しました。


ダイマタイズ社玄関

想像した以上に、大きな会社でした。D社で新製品の味覚テストです。社長のマイケル、マネージャーのテッド、製造責任者のエレック、会計士のオリックらスタッフの紹介。そして、テストが始まりました。


「まだ甘みが強すぎます」とテッドに伝えるねずみ男

成分的には希望通りのモノを作ってくれましたが、何しろ甘味料が強すぎて甘い。4回目でようやく理想の味を出すことに成功しました。


これならOK!と私

「今回、Abeが来なかったらこの味を出すのに半年かかった。ラッキーだ」とテッド。(左端)味覚だけは数字では示せないので、飲んで判断する。これしかありません。(今まではサンプルを送って頂き、テストしていました。基本的にアメリカ人は、甘いモノが好きなのでテストを繰り返しても納得のいく味を作り出すのに時間が掛かり過ぎました)早速、この仕込み割合をコンピューターにインプットして頂きました。


製造責任者のエレックに説明を聞く。

プロテインの原料。1本ずつ包装されて、缶にパックされています。

期待以上に、ねずみ男が上手く通訳してくれました。工場はとても衛生的でした。作業者の服装は、頭のてっぺんから足元まで、白い作業着でスッポリ覆われていて、異物混入に対する意識の高さを感じさせました。また、製造の仕事は殆どがスペイン人です。「彼らは英語が話せないんです。でも、凄くよく働きます」と責任者のエレック。エレックの仕事による差別が無い発言にも感心しました。そう言えば、社長のマイケルは、“デザイナー”と紹介されました。一緒に食事をしたのに、最後まで社長と気づかなかったのです。後に名刺で“プレジデント”を確認して驚きました。典型的な横組織を改めて認識しました。

翌5日は空き日です。レンタカーをチャターし、二人で1日ダラス郊外をドライブしました。

ポンティアックはとても快調でした。最終日の日曜日はブラッドの自宅と実家へ招待されました。自宅にはドラムがあり、モデルのような奥様が迎えてくれました。ブラッドはドラマーだったのです。ちなみに奥様はスチュワーデスです。同様にバンドをやっているねずみ男と気が合い、早速競演していました。

ブラッドのハチマキはお土産に持参した「楽勝タオル」です。この間、二人でオリジナル曲を作ってしまったらしいから趣味に国境はありません。(ちなみに、釣りをやる人は一人もいませんでした)その間、私は隣のソファーで爆睡していました。


無事かえる(右はブラッド)ダラス公園

そんな訳で今回の目的を全て達成して、無事帰って来ました。1月9日が今年の当店の仕事始めです。早速、テッドとブラッドからメールが届いていました。「とても良いミーテングでした。長いお付き合いを希望します」という内容でした。ねずみ男が学校から戻るのを待って、お礼のメールを入れました。う~ん。新年早々、子供を頼ってばかりのスタートです。いかん!いかん!

ニューケア社納品先訪問


オクラホマ州のアダ高校

2004年1月2日、オクラホマ州のアダ高を訪ねました。ここの高校はベースボール、フットボールなど7種目の地区チャンピオンを継続中です。N社マイク社長がサプリメントを納品している関係で、トレーニングを一手に引き受けているオルガ・コーチにお話を聞くことができました。アダ高はオクラホマ市から車で3時間以上も離れた田舎町にあります。


フットボールの選手です。これで16歳は驚きでした。

初めにオルガ・コーチからトレーニングの説明を受けました。コーチによると一番重要なことは『スピード』と『バランス』。次ぎに『筋力』と『栄養』が続く。軽快さと機敏性、バランスを高めるトレーニングを約50分間。全選手、週2回がノルマだそうです。その後、ウエイトトレーニングを約40分間やって、オルガ・コーチのトレーニングは終了です。


100キロを越す選手が機敏な動きでハードルを飛びます。

ハードルのトレーニングだけでも数種類あります。”あの体でこれだけ機敏な動きができるんだ、ちなみにベンチプレスは300ポンド挙げるよ”とコーチ。

これはマットのマークを交互に飛ぶ練習です。「スピード!スピード!」とコーチ。
スプレーでマークを付けたコーチの手作りです。
ベニア板に穴をあけ、スプレーで吹き付けて行きます。
簡単にセットできるネット。
膝くらいの高さに張ったロープを飛びます。
等間隔に置かれたブロックを数種類の飛び方でクリアーしていきます。
ミニハードルを利用したトレーニングです。

バランス・ボードのトレーニング。慣れてくるとバランス・ボードに乗ってメディスンボールを投げたり、バーベルトレーニングをします。全ての競技はバランス感覚が重要だからです。

次はメディスンボールを使ったトレーニングです。重さが違うボールが揃っています。
体のひねりを使ったトレーニングが目立ちました。
ここでも「スピード!スピード!」とコーチの声が飛んでいました。
しゃがんだり、腹這いになってメディスンボールを受けます。

大切なことは脳も一緒に鍛えることです。スピード→筋力→腹筋→バランス→精神→栄養→休養→勉強です。気を付けなければならないことは、ウエイトばかりやって体重を増やすと機敏性が落ちるということです。

トレーニングルームに掲げてあるキャッチフレーズ。『義務・犠牲・投資』神聖な精神が強い肉体を作ります。『自分も伝統の一員だ!』

バーベル・トレーニングはスナッチやパワークリーンなどのような全身を使う運動が中心でした。

姿勢のチェックも忘れずに。

『素早く挙げる』こと。単に筋肉だけ増やすことは、太って動きが悪くなる。常にスピードが一番だとオルガ・コーチ

スクワット時の足の角度をチェック。
ダンベルをこの姿勢から一気に差し上げ、ジャンプします。

スピード→ストレングスの次はTORSO(腹筋)のトレーニングです。腹筋を鍛えながら足を素早く動かします。

短いインターバルで背筋のトレーニングです。

あらゆるトレーニングの中でも腹筋、背筋は最も大事。このトレーニングもスピードを要求される。体の中心にある腹筋が強くないと強い肉体は得られない。

胸と腕の運動は吊り輪を使います。これもバランスを覚えながら筋力を付けます。全てのトレーニングは筋力+スピード+バランスなのです。

今度は屋外に出てタイヤのトレーニングです。

タイヤを持ち上げて前方に倒す。この繰り返しでゴールを目指します。試しに私がやってみましたが、持ち上げることさえ出来ませんでした。


トレーニングベルトは各サイズ揃っていました。ウエイトトレーニングの必需品です。
トレーニングのチェック、試合の反省や作戦などはここで行います。

トレーニングルームに歴代の卒業生の名前が刻まれています。先輩を尊び、伝統を大切にします。

オルガ・コーチ(右から2番目)・隣はコーチ補佐。「コーチが選手たちに教えている重要なことです」。
1)S.A.Q(Speed,Agility,Quickness)
2)Strength
3)Torso
4)Balance
5)Plyometrics
6)R.n.R(Recovery,Nutrition,Rest)

アメリカの渓流釣りとボート釣り

2003年1月4日、オクラホマ州を流れるブルーリバーでフライ・フイッシングをやりました。

左はマイク氏

オクラホマ市内から車で2時間。川は日本のように1本ではなく、横に何本も流れを作っています。12番のウエットフライを付け、ダウンストリームで中層を引いてみました。

フライマンのマイクが私の釣り方を見ています。
気温20度、水生昆虫は確認できますが、ライズはありません。

遠藤さん(左)はルアーで2匹。私は4匹でした。とにかく、アメリカでフライが出来たことは、とても嬉しいことでした。

何度もフライパターンを変えて、やっとヒットさせた25cmのレインボー。午前中、手早くショッピングを済ませ、再度ブルーリバーへ走りました。4日と同じポイントに入渓、同型が2匹でした。2回も渓流釣りができ、大満足でした。

テキサホマ湖のストライプ・フィッシュです。この魚は初めて釣りました。
生き餌の小魚

テキサホマ湖の湖畔にあるフィッシャーマンズ・ホテルです。

日の出前にホテルを出発です。

ここでボートをチャターしました。

最初のヒットです。ガイドも大喜び。

マイク氏の弟のダン氏。彼も釣りが大好き。ダラス市内で投資の会社を経営されています。
60cm級です。
この日の釣果です。4人で24匹でした。
全て60cm級でした。
ガイドさんが最後まで面倒を見てくれました。電動ノコで3枚おろしに

N社マイク社長の父・ドクターマイヤーさんと記念に頂いたサイン入りバスの写真。マイヤーさんも大の釣り好き。自宅の敷地内に巨大な湖があるほど。

  1. アベの釣り自慢

    チニング9連勝
  2. ベルのしっぽ

    千日手後の勝負の行方は
  3. ベルのしっぽ

    つらら
  4. ベルのしっぽ

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  5. ベルのしっぽ

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