2025-10-16(木)


秋が来たのにメダカの産卵が例年に比べて少ない。

メダカは産卵すると卵だけ別容器で育てないといけない。
理由は親メダカが孵化したばかりの稚魚を食べてしまうから。
しかし、この仕訳は手間がかかる。
抱卵したメダカが水草に産卵したタイミングで採卵する。
そして孵化専用容器で成魚になるまで育てる。
エサはすりつぶして粉状にして与えなければならない。小さな口に入らない。

店内飼育のメダカ。↑
ウィローモスよりマリモに産卵するので採卵が楽。

孵化専用容器。↑ 稚魚サイズ約1.5mm
外飼育なので蓋をしておかないと水を飲みに来た鳥に食べられてしまう。
天敵はカラスとヒヨドリ。カラスは発泡スチロール容器を破壊してまで水を飲む。
ヒヨドリは卵の付いた水草を外に出してしまう。邪魔だから。
まれに来るメジロは歓迎。可愛くて悪さはしない。
レクリスだけに限るとこの秋は6匹しか孵化していない。
産卵数と比べると圧倒的に孵化数が少ない。
採集した卵の数はおおよそ100個だから孵化率悪すぎ。
そうそう、お客さまのYさん(岡崎市)も卵を別にしなかったので自然消滅してしまったと話された。
メダカの世界も世代交代の継続は簡単ではない。

















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