2025-05-14(水)


一泊二日で渓流のフライフィシングを楽しんできた。
行先は岐阜県飛騨高山。
初日の12日は前日からの雨で川は増水。

9:15
入渓予定だった戸市川。↑ 川通しが困難と判断して他の渓流へ転戦。
フライフィシングが出来そうな渓流を探すことに。
殿川など4ヶ所の渓流を回ってみた。その時だった・・・。
そこであったサプライズ(最後に掲載)。
結局、この日は釣果なしで宿へ。
17:00
ホテルでルアーマンの弟と合流。

宿泊先。↑

夕食まで宿の横を流れる渓流でルアー釣りをする弟。
見ている間に良型イワナがヒット。
この日の弟の釣果。↓

ヤマメ、イワナ、ニジマス。↑
初日は大差が付く。
夕食を食べながら翌日の釣り予定を立てた。
飛騨牛の鉄板焼きやイワナの塩焼。タラの芽の天ぷらには感動。
夕食後にこの日2度目のサプライズ。(最後に掲載)
翌13日は快晴。

部屋からの眺め。↑
朝食前に川の様子を見ながら散歩。

写真中央、富山県の金剛堂山に雪が見える。↑
渓流の水は冷たいはず。

朝食をとって今からの釣りに全力で挑む。
飛騨の郷土料理ほうば味噌は地元でしか味わえないおいしさ。↑
9:30
この日は天然魚主体の川上川支流の谷に入渓。↓
放流魚は皆無なので釣れれば天然。難しい釣りになるが釣れた時の感動は2倍。

そしてついに今シーズンの初ヒット。
ヤマメの20cm級。↓

しばらく後に2匹目がヒット。↓

川上川支流の谷。↓

監視員さんの話ではこの辺りまでは大丈夫らしい(熊)。
そして3匹目を釣って昼食のため川から上がった。

ルアーマンの弟も谷から上がって来て釣果報告。
ルアーには反応したが釣れなかったそうだ。
12:30
昼食は焼き肉。

肉などの材料は前日にラクール飛騨高山で購入。
地元の飛騨牛が特売になっていたのでラッキー。

持参した叙々苑のタレでウマさ倍増。
焼き肉の匂いで熊が来ないかマジで心配になったこの時。
ところで、サプライズとは初日の日だった。
3ヶ所目の川を見ている時だった。
1台の車が上がって来て僕の車を通り過ぎたところで止まった。
降りてきたのは一人の若い女性。
『おじさん!私わかりますか?』。
名前を聞いて二度目のビックリ。
『えっ!Yちゃんなの?』
娘の友だちだった。
Yちゃんは子どものころから山や川遊びが大好きで、娘と一緒に釣りに連れて行ったりした。
もちろん安全な浅い場所を選んで遊ばせて、僕は釣り。
あれから何年経ったのかもわからない。
どうしてここが・・・・。の疑問には
『前日におじさんのブログを見て知ったの』と。
聞けばこの川の上流に会社があるという。
それにしても宿は掲載した写真だけでホテル名は無記名。
その時(2018年6月)の写真。↓

ルアーマンの弟と。↑
もちろん、無数にある川は宮川支流と書いただけ。
『お昼休みが終わってしまうので仕事が終わったらホテルに顔を出します』と。
凄い偶然。
そして、ちょうど夕食が終わって食堂で弟と翌日の釣り予定を立てている時だった。
『こんばんは!』とYちゃん。
古民家を購入してこちらに住んで6年目だそう。
職業は飛騨の木材を使った木工職人と聞いて3度目の驚き。
この地を選んで、子どものころからの憧れだった木工品職人になる。
荒彫りから仕上げ彫りまで一人で手掛けて作品を完成させる。
聞けば、ジブリの木工作品も作られており、東京のジブリショップで販売されているそうだ。
その技術は日本の木彫り文化を支えられているひとり。
お土産に野草茶や自家製の行者ニンニク漬け、採りたてのコシアブラなどいっぱいいただいた。
すべて僕が興味を持つものばかり。
お返しは弟が釣った魚。
弟に救われた感。
不思議な空間を味わった二日間だった。
それにしてもYちゃんの決断と行動力には参った。
素晴らしい生き方があるものだ。
今日の昼食にイワナの塩焼を食べた。
頂いたアウトドアスパイスを振りかけて食べる。↓
天然イワナの旨味が引き出された美味しさ。

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